必読!システムエンジニアの技術書5選

フリーランスシステムエンジニアのてっくんです。

仕事に慣れてきて、これからどんどんできる技術者になっていきたい、そんな時期ってありますよね?

私もそんな時期がありました。(今もそうです)

今回は、システムエンジニアなら一度は読んで欲しい開発者としてステップアップする上でとても参考になった5冊を厳選してご紹介したいと思います。

すぐに役立つものもあれば、たまに読み返して新たな気づきを得られるものもあるので、ぜひ目を通してみてほしいです。

 

システムエンジニア必読の技術書5選

リーダブルコード

リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック (Theory in practice)

著者: Dustin Boswell(ダスティン・ボズウェル)
出版社: オライリージャパン
出版日: 2012/6/23

 

プログラムを書く人全員に読んでもらいたい必読のバイブル。

読んだことがあるという人が多いのではないでしょうか。コチラの本は技術書の中で一番知られている名書だと思います。

私が社会人3年目までのプロジェクトでは、コーディング規約なるものがありませんでした。他人のプログラムをコピペで流用してばかりで、コーディングレビュー時に指摘される日々。そんな時に、この本を読んで衝撃を受けたのと、「あぁ、なるほどな」と感銘を受けました。

「読みやすいコード」とは何か、コーディング規約とは誰のためにあるのか、なぜ読みやすいコードは大切なのか、がよくわかります。プログラムを読んでいる人の気持ちを客観的に捉えるようになれました。

対象となる読者

●プログラム初心者から脱して、コードを徐々に書けるようになってきた人
●もっといいコードを書くにはどうしたらいいか悩んでいる人
●コードレビューで指摘が多い人や指摘の内容に疑問が湧く人
●自分のコードが読みづらくて腹が立ってる人
注意点

●翻訳して書かれているため、日本語が読みづらい
●ある程度プログラムが書ける人でないと理解できない (初級~中級程度)
●深い内容は期待しないこと (触り程度)

Team Geek ―Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか

Team Geek ―Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか

著者:  Brian W. Fitzpatrick, Ben Collins-Sussman
出版社: オライリージャパン
出版日: 2013/7/20

 

チーム開発に携わる人全員に読んでもらいたい必読のバイブル。

私がチームをまとめる立場になった時に読んだ本です。チームとは何か、チーム内の人(メンバー)との付き合い方、チームの文化の作り方を教わりました。

一人よがりなプロジェクトは成功しない、開発者がいてこそチームの成功がある、ことがよくわかります。プロジェクトのチームのことで悩んでいる方に贈りたい本です。

対象となる読者

●チームのメンバーとどう付き合えばいいか悩んでいる人
●複数のプログラマをまとめないといけない人
●チームに文化を作りたい人
●チームを生産的でよりよいものにしたいと考えている人
注意点

●Googleのギークについて学ぶ本ではない
●初心者から上級者まで幅広く楽しめる本である

リファクタリング―既存のコードを安全に改善する

リファクタリング 既存のコードを安全に改善する(第2版)

著者: MartinFowler (著)
出版社: オーム社
出版日: 2014/7/26

 

オブジェクト指向を扱う人は必読の名書。

できる技術者が「リファクタリングを~~」という発言する度に、かっこいいなと思ったことありませんか?

そう、私はあります!自分もリファクタリングという言葉を発してみたいと。今ではよく使う言葉になってしまいました。。。

オブジェクト指向をよりよく扱うための手法が載っています。オブジェクト指向なのにコードが冗長的で全く活かせてない人は絶対に読むべきです。

対象となる読者

●リファクタリングとは何かを学びたい人
●かっこよくリファクタリングという言葉を使いたい人
●オブジェクト指向をより深く理解して良いコードを書きたい人
注意点

●ある程度の実績がある人向け(初心者向けではない)
●Javascriptで書かれている。どうしてもJavaで読みたい人は以下の旧書を。ただし、古い書籍でJava7までの内容で記載されているため注意。

新装版 リファクタリング 既存のコードを安全に改善する

 

 

アジャイルサムライ−達人開発者への道

アジャイルサムライ――達人開発者への道

著者: Jonathan Rasmusson (著)
出版社: オーム社
出版日: 2011/7/16

 

アジャイル開発に関わるプログラマ必須の名書。

最近ではアジャイル開発の現場が増えてきたのではないでしょうか。注意すべき点は多々ありますが、私は従来のウォーターフォールよりも楽しく効率的でやりやすい方法だと感じてます。

プログラマの視点に立ったアジャイル開発の方法論、そして考え方がよくわかります。

対象となる読者

●アジャイル開発で現場を良くしたい人
●アジャイル開発の仕方をひと通り学びたい人
●アジャイル開発に興味がある人
注意点

●全般的に楽観的で良いことばかり書かれている(理想的かつ非現実かも)
●ある程度の実績がある人向け(初心者向けではない)
●深い内容は期待しないこと (触り程度)

達人プログラマー 職人から名匠への道

新装版 達人プログラマー 職人から名匠への道

著者: Andrew Hunt (著), David Thomas (著)
出版社: オーム社
出版日: 2016/10/20

 

より効率的、より生産的なプログラマーになりたいと思う人の必読書。

私がいくつかの案件で実践を積み、プロジェクトの流れが一通り分かってきた時に、もっと上の視点で考えて行動することができないかと思い、本書を手に取りました。

今までの自身のやり方に疑問を持ち、もっと良い仕事をできたらいいのに、という思いに答えてくれる本です。

対象となる読者

●上司から教えられた仕事の仕方よりももっといい方法を見つけたい人
●自身の開発技法、思考方法を磨きたい人
●効率と生産性を上げたい人
注意点
●初心者には早く、ある程度できるようになってからでないと理解しづらい
●翻訳書なので例え話が長い
●自分の開発に対する哲学を見つける手助けとなる本である

まとめ

以上、急成長したいシステムエンジニア向けのおすすめの5冊でした。

いかがだったでしょうか?まだ読んだことがない本はぜひ手にとって見てみてください。

どなたかの参考になれば幸いです。

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